電気温水器が壊れたので、電気温水器とエコキュートのどちらを買うか考えてみた
こんにちは、meguです。
ある日を境に、突然我が家のお湯が出なくなりました。
それ以来、水で食器を洗う日々。
やはり油物等はお湯じゃないとヌルヌルしてしまうので
鍋にお湯を沸かし、お湯をかけながら洗っています。
幸いな事に、配管が分かれているので風呂のお湯はりは出来ました。
シャワーは水ですけどね。
湯船にお湯をはれるので、最低限度の生活は維持出来そうです。
とはいえ、なるべく早くなんとかしなければ!
修理をせず買い替えるのは何故?
これ、私も考えました。
家を建てた時の書類(保証書関係)をひっくり返し、
電気温水器のメーカーに問い合わせると下記のように言われました。
1⃣電気温水器は10年以内に壊れる事が多い
2️⃣10年経つと製造打ち切りになる事が多く、15年以上になると
修理用の部品が無くなり修理出来ない
3️⃣壊れた箇所の部品があるかどうかは故障診断してもらわないと分からない。
担当者の出張費&見積もり費用で1万円程。
部品があったとしても箇所によれば数万~10万円以上の修理代がかかる。
しかも、今後も他の部位が壊れる可能性が高い。
4️⃣総合的に考えて、買い替えを勧める。
これを聞いて、修理する気が失せました。
もしかすると電気屋の策略だったのかも知れませんが
一般的な電気温水器の寿命は15年。
定期的な点検・修理をしながらで20年だそうです。
またすぐに壊れる位なら買い換えよう!
megu家はそう決めました。
電気温水器とエコキュートの違い
次に悩んだのが、電気温水器とエコキュートのどちらにするか...です。
そういえば2つの違いが何か、ハッキリとは分かりません。
早速調べる事にしました。
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電気温水器とエコキュートは電気を使ってお湯を沸かしますが、
電気の使い方(しくみ)が違います
電気温水器
電気温水器は貯水タンクの中にヒーターを設置し、
ヒーターの熱を利用してお湯を沸かします。
電気の力だけでお湯を沸かすので、エコキュートよりも電気代がかかります。
エコキュートは室外に設置された室外機のファンを使って
外気の熱を吸収し、
その熱を使ってお湯を沸かす電気給湯器です。
(これはエアコンにも使われているヒートポンプという技術です。)
電気だけでなく外の熱も利用するので、省エネルギーだと言われています。
電気温水器とエコキュートの購入費用は?
2つの違いが分かったので、次は購入費用を比べたいと思います。
今回は三菱の製品で、フルオート・460mlの条件で比較します。
まずはカタログ上での値段差です。
電気温水器
SRT-J46WD5
希望小売価格 610,000円(税別)
外形寸法(高さ×幅×奥行mm) 2170×630×760m
SRT-W464
希望小売価格:870,000円(税別)
単純に比べると、260,000円もの差があります。
こう見るとエコキュートは高いですね。
次に価格comで工事費別、製品だけを購入するという設定で
値段差を見てみましょう。
電気温水器
<三菱>
なんてことでしょう。
エコキュートの方が安いですね。
昔は高級品だったエコキュートですが、
設置数が増えてどんどん販売価格が安くなっているのです。
電気温水器とエコキュートの電気代は?
次にランニングコストを調べます。
先程の2機種の消費電力を比較すると
電気温水器
最大消費電力:5.6ke
風呂保温時消費電力:140w
冬季高温消費電力(最大消費電力):2.00kw
風呂保温時消費電力:114w
通常消費電力:1.35kw
最大消費電力だけを比べると電気温水器はエコキュートの
約3倍かかっている事が分かります。
機種や使用状況にもよりますが、一般的にエコキュートは
割安な深夜電力を使用するケースが多いので
ランニングコストは電気温水器の3分の1と言われています。
電気温水器とエコキュートの設置場所
エコキュートのメリットをお伝えしましたが、
実はデメリットもあります。
それは設置場所が電気温水器より広いスペースが必要だということです。
電気温水器は貯湯ユニット1つ設置出来れば良いですが
エコキュートは貯湯ユニットの他にヒートポンプユニット(エアコンの室外機のようなもの)の設置が必要なので広い設置場所が必要になります。
マンションなどで設置場所が限られている場合、エコキュートの設置が
無理な事もあります。
もう一点のデメリットはエコキュートの方が複雑な構造をしているので
故障した場合の修理費用が高くなる可能性があります。
megu家はエコキュートにしたよ
我が家は築15年以上の一軒家
幸い設置場所の広さも問題なかったので
次はエコキュートと工事業者選びです。